ベイスターズ売却正式合意:はた山ハッチさん、ファン休止を“宣言”【
カナロコより】
熱狂的な横浜ファンとして知られ、本紙で23年間連載を続けている漫画家・はた山ハッチさんはDeNAへの球団譲渡に第一声、「
次に親会社が変わるまで、ファンを休止しようかと思っています」。
その真意は「携帯電話向けコンテンツ配信業は社会に必要ないと思っているから」。テレビの創成期に「一億総白痴化」と危惧された過去を引き合いに、「子どもが時間さえあれば携帯電話を開いてゲームばかり。あれでは頭が悪くもなる。まあ漫画家が言えたことではないですが」。球団存続と横浜への本拠地残留には「恩義を感じるが、だからといって支持はできない」と切り捨てた。
ただ「モバゲーのユーザーは多く、ファンはほとんど抵抗を感じないでしょう」とも。「僕も気持ちの面ではファンを続けたいし、神奈川新聞の連載も続けたいが、悩ましい。しかし、それとは別次元の問題。単純にこんな会社はいらん、ということ」と語気を強めた。
やくさんDeNAベイで横浜ファンやめた【
ニッカンスポーツ】
漫画家のやくみつる氏(52)が、約30年続けた横浜ファンをやめた。携帯電話向けゲームサイト「モバゲー」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が4日、プロ野球横浜を買収したことを受け、同氏は「モバイルゲームは子供に良くない。業種がダメ」とバッサリ。別の企業が買収するまで横浜ファンを中断する決意を固めた。横浜市に隣接する横須賀市出身の自民党・小泉進次郎衆院議員(30)や、横浜ファンからは、期待の声が相次いだ。
DeNAの横浜買収を聞いたやく氏は、落胆を隠せない様子だった。「あの会社にだけは買ってほしくなかった。業種がダメ。モバイルゲームは子供に良くない。本や漫画を1ページずつめくったり、外で虫を捕ったりして、子供は成長する。携帯電話はおもちゃじゃないんだ」。業種がプロ野球球団にふさわしくないとして、横浜ファンを中断することを決めた。「
DeNAが早く売ってくれないかなあ。地元横浜の企業が買ったら、またファンになります」とこぼした。
こういうこと、あっていいと思います。
球団にとって、球場に足を運ぶ人は直接的な顧客。
顧客相手に商売をするつもりなら、
顧客心理を考えないでやっていくと、こうなる。
顧客心理を考えてこうなったなら、それもそれ。
私も、近鉄がなくなったとき、
横浜フリューゲルスがなくなったとき、
経験しました。
ただひとつ、はっきりいておきたい。
近鉄がなくなって以来、パ・リーグには全く関心がなくなって、
どっか別のところを応援するどころか、
テレビも新聞も見もしない。
フリューゲルスがなくなって、どっか他のチームを応援するとかしない。
フリューゲルスが私をサッカーファンにしたけど、
フリューゲルスがなくなったらサッカーファンじゃないのです。