NTTジャパンラグビー リーグワン 第8節
2月18日 14:05キックオフ レゾナックドーム大分
7試合を終了した時点で、イーグルスは4位。(4勝2敗1分)
対するブレイブルーパス4勝3敗で5位。
注目の4位と5位の対戦です。
前回の大分開催の時は、大雪の翌日で、観客席も寂しかったのですが、
この試合は、天気・気温とも良好で、入場者数は5,830人でした。(前回 12/25 (日) 3,824人)
リーチ・マイケル人気も貢献したかもしれません。
個人的には、長崎北陽台高校出身で日本代表にも選ばれた中尾選手のプレーを見たかったのですが、残念ながらメンバーに名前がありませんでした。
東芝ブレイブルーパスも1stジャージが赤なので、この試合はブルーの2ndジャージで登場です。
リーチ・マイケル選手はもちろん、201cm、20歳のワーナー・ディアンズ選手も注目選手。
キヤノンイーグルスでは、体調回復後初スタメンの田村優選手が注目。
やはり田村選手がいるといないとでは、試合運びの安心感が格段に違います。
が、いきなりキックオフのリターンをキックをチャージされて自陣でピンチ。
デクラーク選手は、スクラムやラックからのパス出しで、すぐにパスせず、数歩自分で持ち出して移動、相手のスキを見つけてパスをすることが多く、相手のディフィエンスを惑わします。
この日の田村選手は、プレースキックが抜群に正確に決まり、8本全部成功させ、勝利に貢献しました。
最終的に、点差を詰め寄られたことを考えると、トライ後のキック得点が重要でした。
前半はキヤノンイーグルスペースで試合が運び、リーチ選手も目立っていなかったのですが、後半の中盤以降は猛突進を見せて存在感を見せました。
フランカーとして、確実に相手の攻撃を止める嶋田選手。
前回は怪我で候補から外れた日本代表を目指して欲しいと思います。
マックス・ダグラス選手は201cm。輝かしい経歴はまだですが、少しづつ目立ってきていますので、今後が楽しみな選手です。
田村選手がインテンショナルノックオンでシンビンになってから、ブレイブルーパスのペースに。
52ー15で、大きく開いていた点差が、田村選手が退場している間に52対29に。
その後も、ペースを取り戻せず、勢いづいたブレイブルーパスの攻撃を止めきれず、ディフィエンス連携もうまくいかず、ようとうボーナスポイント(3トライ差で1点)も消えてしまい、結果は、
横浜キヤノンイーグルス 59−48 東芝ブレイブルーパス東京
でした。
かろうじて、相手にボーナスポイント(負けても7点差以内だと1点)は、つかなかったのが、順位争いで接近している相手に対してはよかった。
試合後の会見でも、沢木監督は、
「後半の最後の20分ぐらいは、まだまだ負け犬根性の悪い習慣が残っているなと思いました。せっかく大分でスカッとした試合をファンの方々に見せられると思ったのに……。試合後のロッカールームではみんながスッキリしない顔をしていましたが、まだまだ甘さがあるということ。上位4つに食い込んでいくようなマインドセットをハングリーに突き詰めていかないと。」
と語っていました。