インディカー・シリーズ第3戦でAJフォイト・レーシングの佐藤琢磨が
日本人初、もちろん自身初の優勝を果たした。
レースは1周3.17キロのロングビーチ(米国)の市街地コース80周で争われ、
予選で4番手を獲得し、2列目アウト側グリッドからスタートした琢磨は、
スタート直後、ウィル・パワー(ペンスキー)をパスして3番手に。
23周目で2番手スタートのライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)
をパスし2番手に浮上。

以降の周回はトップを堅持してチェッカーフラッグ。待望の初優勝を果たした。
2002年からF1で戦った後、2010年からはインディカー・シリーズに参戦。
2012年は2回の表彰台を獲得するが、優勝へはあと一歩。
3年目で機が熟したように調子も良くこれまでの2戦を戦っていた。
佐藤琢磨・談
「チェッカー受けた瞬間は本当にうれしかったです。夢のようでした! ここまで何度も優勝や表彰台がスルスルと手元から離れてしまう事がありましたが、ようやくチャンスや環境がすべて揃って勝つことができました」
インディカ―は、オーバルコースという楕円形のコースをぐるぐるまわるレースとサーキットや市街地コースを使ったレースが混じったシリーズになっています。
それぞれのコースが得意不得意あるでしょうが、今回市街地コースで優勝したことが個人的にはとっても嬉しいです。
インディカ―について

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