開幕戦、2戦目とレクサス勢が優勝。今年は強そうです。
昨年、何度も優勝に手が届きそうなレースを逃してきた石浦選手。
本当によかったです。
脇阪選手も2年連続でチームを変わって、36号車のとき以来の優勝です。
レイブリックは、2戦続けての逆転2位で悔しい結果となりました。
@ 39 DENSO KOBELCO SC430 脇阪寿一 石浦宏明
A 100 RAYBRIG HSV−010 伊沢拓也 山本尚貴
B 23 MOTUL AUTECH GT−R 本山哲 Mクルム
脇阪寿一選手
「決勝はスタートで数10秒のロスがあって、気がついたら3位で、このままかな、とも思っていたんですが、最後の最後に、レースの神様が雨を降らせて勝たせてくれたんじゃないかな、と思っています」
石浦宏明選手
「優勝したかったのに、また今回も無理だったか、と思い始めたんですが、最後になって、また雨が降ってきて…。走っている時には自分のペースが速いのか遅いのかも分からなかったんですが、残り周回数も10周を切っていたし、ミシュランタイヤは少しぐらい濡れていてもスリックのまま好いペースで走れるので…。そうしたら無線で『前を行くクルマより数秒速い』と聞かされて“これはもう行くしかない”と。そう思って走っていたら、良く分かんないうちにトップに立っていて、またミシュランタイヤの強さを見せ付けることになりました。」

GT300決勝
昨年チャンピオンの初音ミクBMWが2戦目にして優勝。
今年もチャンピオン争いに参入してきました。
31号車のハセプロ・プリウスが6位でポイント獲得の大健闘。
同じく注目のスバル・BRZは、9位でした。
@ 0 GSR初音ミク BMW 谷口信輝 片岡龍也
A 2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 高橋一穂 加藤寛規
B 66 triple a Vantage GT3 吉本大樹 星野一樹
谷口信輝選手
「小暮選手に追突されてコースアウトして3位に落ちてしまい、そこからは『タイヤマネージメントなんて、知るかっ!』とばかりに“鬼プッシュ(猛烈な追い上げ)”しまくりでしたね。じわじわと追いついていたんですが、後半になって恵みの雨が降り始めて、アドバンテージもあって逆転できました。レースを終わってみると、嬉しい気持ちと、ホッとした気持ちが半々ですね。正直言って、今日のレースで優勝できたのは“泥仕合”を上手くまとめることができたからで、速さではぜんぜん足らない。」
片岡龍也選手
「チーム力ということでは、(新チームでの)2戦目で優勝できたし、何よりも、こんな荒れたレースで優勝できるのはチームの強さの証明だと思う。」

結果の続きは、こちらで
59周目にストレートで突然姿勢を乱しクラッシュしたART TASTE PORSCHEのティム・ベルグマイスター選手は、病院に搬送され現在治療を受けているが、チームによれば命に別状はないとのこと。